サラリーマンが高校教師を目指してみる

民間企業で働いている僕が、地方自治体の高校の教員採用を受けている中で、思ったり考えたりしていることをつらつらと綴ります。志を同じくする人、同じような悩み(?)を抱えている人の参考にでもなれば、と。

過渡期

またしても、かなり久しぶりの記事になってしまった。


結論から書くと、高校教師としての道が拓けました。


4月から、付け焼き刃とと言おうか、出来うる限りの勉強はして、1発で受かるのは厳しいかなと思っていた採用試験。

一つひとつステップが上がるたび、まさかまさかと思いながら、1つのゴールまでたどり着くことは出来ました。


今の仕事が嫌で採用試験を受けたわけではないから、受かってみて余計に、今の仕事が大切に思えたり、今いるポジションやこのままがんばれば就けるんじゃないかなーと思えるポジションの貴重さ。

これを社会的地位や収入なんかで計ると、天秤は大きく振れるわけだけれども、それでも、やっぱり、心が動く仕事はきっと教師だと信じて先生の道を決めました。



自分の意思で、今まで育てて下さった同僚や先輩、上司の期待に背く決断をするのは心苦しいけれど、120%の力を注げない仕事を騙し騙し続けることは出来ないし、それこそ失礼だと思うわけで。



きっと、社会人を経験してから教員を志す人は、プラスにであれ、マイナスにであれ、色々と思うところがあって、それはその人1人ひとりに貴重な経験で、そんな経験を含めて色んなことを未来の生徒たちに伝えてあげられる機会があればいいんだろうなーと思う。

そして、それこそが、ストレートに、"先生"と呼ばれるようになった諸先輩方に負けないアドバンテージになるんだろう。

アドバンテージにしないとな。



そんなことを思う、12月の超繁忙期に少し目処が立ってほろ酔いの師走の夜です。