サラリーマンが高校教師を目指してみる

民間企業で働いている僕が、地方自治体の高校の教員採用を受けている中で、思ったり考えたりしていることをつらつらと綴ります。志を同じくする人、同じような悩み(?)を抱えている人の参考にでもなれば、と。

飲み会について

目の前のお姉さんが、スマホを操作するためつり革を持たずに、何度もよろめいています。転ばないかな、お気を付けて。

そんな木曜の終電。

同僚と飲み終えて帰っています。


2人で組む授業があって、月曜にあるその授業の打ち合わせと、とりとめもない教員話をしています。


同僚は講師5年目、就活経験もある先生。

彼は僕より若いけれど、経験も多く、考えもしっかりしていて、なんで未だに講師なのかと思うけれど、本人はまだまだ(今の学校で)講師経験を積むのも悪くない、と言っているストイックボーイ。



うちの学校には(きっと色んな学校にも)、なんでこの先生が未だに講師なんだろう、という先生がたくさんいる。

こちらの背筋が伸びる思いだ。負けてはいられない。




会社員時代も、今とは比べ物にならないぐらいたくさん飲みに行ったけれど、本気で仕事のこと、関わる人のこと、クライアントのこと(今なら要するに生徒のこと?)をこんなに熱く語り合う飲み会は多くはなかった。

(もちろん、校園種や科目、分掌の違いはあれど)その意味でも、本当に自分にとってはハッピーな仕事、職場だと思う。



会社で数字を追うことが本当にやりたいことなのか?…本当は、人と人との泥臭い、面倒臭い中にやっと、ほんの少し、だけどめちゃくちゃキレイな光が見えるような仕事に心惹かれている人。

少しはいると思います。

先生、楽しいです。