サラリーマンが高校教師を目指してみる

民間企業で働いている僕が、地方自治体の高校の教員採用を受けている中で、思ったり考えたりしていることをつらつらと綴ります。志を同じくする人、同じような悩み(?)を抱えている人の参考にでもなれば、と。

モンスターペアレントとは

GW直前週、やっとウィークデイを折り返しましたね。お疲れさまです、あとひと頑張り!


さて、今日は前々からクレーマーの呼び声高い保護者の方の対応をしたので、備忘録的に。そして、少しでも目にされる方の一助になれば。



モンスターペアレントは、元からモンスターなのか?

答(というか、今日の雑感)

きっと、根っからのモンペもいるだろうけれど、教員の対応がまずく、不信感を募らせてしまいモンスターペアレント化してしまった人もいるだろうなー。



というのも、今日対応した保護者は、学校や以前対応した教員からは、厄介な保護者としてマークされている方でした。

もちろん、対応した感想としては、厄介だというのに変わりはないんですけど笑、とにかく子どもがかわいくて仕方ないんだなというのも伝わってきました。

往々にして、そういう保護者は、興奮して学校を攻撃し、他の生徒を攻撃し、とにかく我が子の利益だけを求めてきます。

でも、実は、そこでうまーくガスを吐き出させてあげれば、こちらの話を少しは聞くターンもやってきたりします。

そこでうまくこちらの言い分も伝えながら、「協力してほしい」ということを訴えられれば、うまく話が収まる場合もあります。


ケースバイケースなので難しいですが、何が言いたいかと言うと、「モンペを生んでしまうマズい教員もいる」ということ。


無理な要求やいちゃもんをつけてくる保護者は、世の中のクレーマーと同じです。

つまり、向こうがヒートアップしている時には、決して言い返してはいけない。

全て吐き出してもらってから、こちらの言い分を少しだけ伝えていく。

以下、ループしながら、少しでもこちらを向いてくれる(信用してくれる)タイミングでこちらの主張を相手の利益に絡めながら主張する。


要するに、相手の気持ちも立てながら、こちらの主張もしっかりする。よく言われるアサーティブスキルってやつですね。


営業マンをしたことのある人なら絶対知ってるこのスキル。教員にはこの意識が全然ない人もよく見かけます。

サラリーマンから教員になる強み、こういった保護者対応で必ず役立ちます。自信持っていきましょう。(何目線…笑




偉そうに書きましたが、私もまだまだ勉強中で、先輩に相談することばかり。。。

でも、教員以外を経験してきたメリットを強く感じたので今日は記録しておきます。


さあ!あと2日!がんばろう。(トラブルありませんように…笑